2020年4月8日水曜日

フィリピン語専攻のための「おうちでフィリピン語・フィリピン研究」2:卒論準備

作成していたリンク集の分量が思ったより多くなってきたので、卒論準備に関する部分を別にします。

第1部はこちら。
フィリピン語専攻のための「おうちでフィリピン語・フィリピン研究」

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卒論等の準備に役立つ資料・論文など

1.卒業論文の書き方

アカデミック・ライティング(大阪大学全学教育推進機構)
レポートや論文の書き方のイロハを学べます。阪大生が入学の際に受け取っている『阪大生のためのアカデミック・ライティング入門』最新版へのリンクもあります。

阪大図書館 るくぱすシリーズから(リンク先はPDFファイル)
分野別レポート入門 文化・社会編
卒業論文にとりかかる - 大阪大学附属図書館
レポート・論文のための 引用の技術 - 大阪大学附属図書館
参考文献の書き方
「パスファインダー」全体のリンク集:ここから絞り込んでみることもできる)
図書館で配布されている調査・研究・執筆の仕方をアドバイスするパンフレットです。
資料の調べ方ガイドからも入れます。

卒業論文の書き方
明治大学文学部の卒業論文のガイド。特に人文科学分野の卒業論文がどのような目的、性質のもので、どういう仕方で作られていけばよいのか、ということが丁寧に書かれている。

卒業論文の書き方・卒業研究作成の仕方
PDFファイル。立命館大学の卒業論文執筆ガイド。13ページに及ぶ充実した内容。

2.卒業論文の資料収集のためのウェブサイト

CiNii Article
J-Stage
日本の雑誌論文等の検索サイト。オンラインでPDF等で入手可能な論文へのリンクもある。また雑誌を所蔵している大学図書館も分かる。

大阪大学図書館
新型コロナウィルスで図書館いけないじゃん! ここに載ってても意味ない、と怒るなかれ。実はこのウェブページはオンラインでもいろいろ役に立つのです。
1)OPAC検索によって、どんな本が大学にあるか事前に調べることはできる。
2)資料の調べ方ガイドは調査の仕方のヒントもある。
3)「さがす」には阪大関連のオンライン資料検索へのリンクがある。
4)IDがあれば、電子ジャーナル、電子ブックにアクセスできる。少ないと思うかもしれないが、例えばPhilippinesで検索すると、意外にヒット数が多くて驚くのでは。
大阪大学図書館はこの状況の中で、「新型コロナウイルスへの対応:無償でアクセスできるデータベース・電子ジャーナル・電子ブック」というリンク集を公表しています。

国立国会図書館デジタルコレクション
著作権上公開に問題のない膨大な量の文献をデジタル化して公開している。フィリピン関連では日本におけるフィリピン理解や過去の日本―フィリピン関係に関する資料が多く所蔵されている。

Google Scholar
Googleの研究成果関連の検索エンジン。広く浅く拾う感じなので、これ一つで一発で検索終了、とはいかないが、色々見つけられる。

Philippines - Academia
研究者が参加し、著作権者として手持ちの論文等を共有し、メールなどでやり取りもできる一種の研究者SNS的なもの。上記Google Scholarなどで入手できないものがあったりもする。但し掲載はすべて参加研究者の意思次第であり、またダウンロードするためにはログインのための登録(無料)が必要となる。

U.P. Diliman Journals Online
フィリピン大学で出版されている多くの学術誌がオンラインで読める。

Ateneo de Manila Journals
フィリピンの名門私立大学アテネオ・デ・マニラ大学の研究誌のポータル。

Digital Collection - University of Santo Tomas Miguel de Benavides Library and Archives
サント=トマス大学附属図書館のウェブサイトにあるデジタルコレクション。歴史資料、大学出版の学術誌、アーカイブの三つからなる膨大な資料群が閲覧できる。

Philippine Studies Archive: 1953-2008
上記アテネオ・デ・マニラ大学によるフィリピン地域研究の重要な雑誌であるPhilippine Studiesの論考が収められている。創刊号から1953-2008年分までは無料で閲覧、ダウンロードできる(それ以降は有料)。
Philippine Studies Archive: 2011-
新型コロナウィルス感染拡大に対応し、Project Museに収められているPhilippine Studiesの有料部分が一時的に無料閲覧、ダウンロードが可能となっている。

Filipinas Heritage Library Online Library
アヤラ博物館付属図書館のオンライン・ライブラリー。古い資料が多いが、一部新しいものもある。

アジア経済研究所-フィリピン関連情報・資料
アジア経済研究所のウェブサイトにはアジア・アフリカに関する日本語・英語の豊富な資料・研究がある。このリンクはそれらの資料のうち「フィリピン」で絞り込んだもの。ウェブサイトにGoogleのウェブサイト内検索もあるので、それも活用できる。

『アジア動向年報』2018-
『アジア動向年報』2007-
『アジア動向年報』バックナンバー
アジア経済研究所による、アジア各国についての毎年の動向分析報告と重要日誌が収められている『アジア動向年報』はこちらで読める。

アジア動向年報重要日誌検索:フィリピン
アジア経済研究所発行の「アジア動向年報」の日誌部分について、1960年代から現在までのデータを検索できる。

3.調査統計資料

Phlippine Statistics Authority
政府のフィリピン統計局のウェブページ。国勢調査や政府諸機関の調査報告が掲載されている。

Social Weather Stations
比較的定評のある世論調査・意識調査機関のウェブページで、調査報告が豊富に置かれている。

Pulse Asia
より新しく設立された世論調査機関のウェブページ。

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